銀行員を辞めて家族でアメリカ移住してみたら、違った景色が見えてきた

アメリカの教育制度の特徴は?

黒板に書かれた学校のイメージ図

アメリカの教育制度の特徴は?

アルファベットとSTUDYのサイン

 

まずアメリカは国土が広いこともあって、教育内容を決めるのは
連邦政府(国)ではなく各州になります。

 

私が住んでいるロサンゼルスの学校の授業内容を決めるのは
カリフォルニア州になるというわけ。

 

東海岸のNY州から来た(お父さんがアーミーだった)子供と
小学校1~2年まで同じクラスでしたが、よくカリフォルニア州の
学校の授業時間が短いと、文句を言ってました。

 

そのお父さん曰く、東海岸のほとんどの州ではカリフォルニアよりは
毎日の授業時間が30分から1時間は長い。一年間分にしたら
かなりの時間数になるので、子供の学力の低下が心配だと、こぼしていました。
(彼らご一家はアメリカ陸軍勤務で転勤でロサンゼルスに来ただけなので、
いずれNYに変える予定だったので)

 

あと科目数でも日本と比べると少ないですね。

 

小学校低学年だと、国語(英語ですが)、算数は毎日授業がありますが、
社会・理科は週に2時間くらい。音楽と体育は週に1時間くらいといったところでしょう。

 

あとは授業の間に、読書タイムや高学年のお兄さん・お姉さんたちと遊んだり
(ソーシャル?社会性の為?)と、詰め込み教育とは逆のゆとり教育でした。

 

最初、キンダー(幼稚園年長)から地元の学校に通い始めたのですが、
こんなゆとり教育やってて、どうやったら世界をリードする頭脳が生まれてくるのか
不思議でなりませんでした。

(この謎は、子供が高学年になるにしたがって解けてきました。後述します。)

 

 

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中学校がなぜか短い?

バスケットゴール

 

ちなみに、アメリカの教育制度は

 

「5-3-4制」

 

が主流です。

 

小学校5年、中学校3年、高校4年

(小学校は、ロサンゼルスの場合は、幼稚園年長の”キンダー”から通い始めるので、実質6年でした)

 

カリフォルニア州の中でも、オレンジ・カウンティ(郡)(ロサンゼルス郡の南側のエリア)では

「6-2-4制」

と中学校が2年間しかありません。

 

中学校はあまり重要視されていないように感じます。

 

高校の4年間は大学入試に向けての大切な4年間です。
こちらは入試一発勝負ではなく、高校4年間の成績すべてを見られます。

 

また小学校は昼間親元を離れて、「学習」を初めて開始する年代であり、
その後の能力の伸び具合も、この時期の学習への姿勢が大きく影響してくる
大切な年代です。(よく言われるのが、本をよく読む子は伸びる。これは古今東西同じかもですが)

 

それに比べて中学校はちょっとつなぎ的なイメージがあります。

 

もうすぐうちの子供も中学生になるので、実際に通い始めると、また印象は変わるかもしれませんが。

 

 

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アメリカの教育制度は自由が多い

STUDYのロゴ

 

子供がこちらの学校に通い始めて5~6年になりますが、
アメリカの教育制度は本当にフレキシブルで、自由度が高い。

 

私は日本生まれ日本育ち、小学校から大学までどっぷりと日本の教育にはまった人間なので、
その感覚でいると、「えっ!そんなことしていいの!?」という場面によく出くわします。

 

かわいいところから行くと、

 

「大リーグの野球の試合を見に行くので、早退します!」
「子供のテニスの高いが、明日フロリダであるので、今から早退して向かいます。」
「子供のSTEM(科学・技術・工学・数学)の塾があるので早退します!」

 

これらは、いたってよくある光景です。

 

別に先生も「行ってらっしゃ~い。楽しんできてね!」という感じで見送ります。

 

そして、私が最も驚いたのが

「これからは家で教えるので、学校を辞めます。」

というケース。

 

正直

 

「えっ?」と言葉に詰まりましたが、

よくよく周りのアメリカ人パパ・ママの話を聞いてみると、
それほど珍しいことではなく、就学年齢の子供の総数に対して、
学校に来ないで家で親が教えている子供も5%前後はいるようです。

 

「ホームスクーリング」という制度で、
学校以外の場所で学習を進めることができます。

 

これも州政府が運営している制度になります。

 

国土も広く西へ西へと開拓されてきたアメリカなので、
学校に通えない子供も、過去には多くいました。

 

現代ではそんなケースはほぼありませんが、代わりにスポーツや芸術の分野で
小さいころから才能を伸ばそうと思うと、小学生でもアメリカ全土を
試合やコンサートのために転戦することもあります。

 

そんな場合、この「ホームスクーリング」が必要になってきます。

 

アメリカは高校まで義務教育ではありますが、その履修のやり方は
ホントに多様であり、しっかりと公的な(州の)サポートがそろっています。

 

スポーツ・芸術系に秀でるためだけではなく、通常の学習を一気に先へ先へと進めたい家庭にとっても

このホームスクーリングはありがたい制度になっています。

 

 

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