アメリカの小学校は休校中 コロナきっかけに授業は今後オンラインが増える?

アメリカの小学校は来学年までお休み!?
カリフォルニア州では3月17日から学校はず~~っとお休み中です。
これは”Stay at Home”の規制が発令されたため。
よく「外出禁止令」と訳されていますが、「外出規制」がよりピッタリな印象。
不要不急な外出は控えなさい、という趣旨なので。
逆に言えば、必要(Essential)なら出かけてもよいということ。
これは病院、スーパーマーケットなどがその代表ですね。
それ以外は、基本的には在宅で済ませて、外出は控えてね、ですね。
発令されたときには、4月14日くらいまでを目途として、と言われていましたが、
トランプ大統領が延長を決定し、現在のところ4月末までとなっています。
東海岸を中心に感染者がまだまだ増加中なので、致し方ないといったところです。
うちの学区の小学校は夏休みに入るのが、6月第1週です。
5月の中旬くらいから夏休みモードで、コーラスや発表会など学年末のまとめのような行事が多くなり、
勉強らしい勉強はあまりやりません。
なんで、4月末で解除になったとしても、学校はきっとそのまま、「念の為」として夏休みに突入するのではと想像しています。
小学校はコロナで休校中の勉強は?
人に会って感染リスクを高めるよりは、家にいて安全に過ごすのがいいのですが、
心配になるのが子供の学習です。
もし、3月17日からそのまま夏休み入るとすると、2か月半~3か月分は正規の通学日数より短いことになります。
もともと一学年の通学日数の合計は9か月くらいなので、3分の1くらいなくなる計算です。
ここは親の踏ん張りどころとして、家でも学校のスケジュールに沿って、
昼間はちゃんと机に向かわせるようにしています。
ただ、学校ほどの緊張感はないので、やはり遊びがちにはなってしまいますが。
助かったのは早めにオンラインでの授業が開校されたこと。
もともと学校のクラスでのipadのタブレットを使った授業はやっていたので、
それが拡張された感じですね。
課題も出るし、進捗状況も担任の先生を含め、親もモニターできるので、助かります。
クラスのパパ・ママに会わないと、親としてもなんとなく取り残されているのではという
不安感に襲われるので。
アメリカの小学校にはHome Schooling(ホームスクール)も
アメリカの学校では通学ではなく、オンラインで授業を受ける選択もあります。
これは「Home Schooling」といわれる制度。
もともと、学校に通うのが難しい子供のためのもうけられたものです。
この「難しい」の意味は、クラスになじめない、登校拒否とかのネガティブな原因だけではなく
小さいころからテニスが上手くて、小学生の全米の大会に出場するために、
アメリカ中を飛び回っているので、学校に通えないようなケースも入ります。
才能を伸ばすために、教育制度がフレキシブルになっているのはありがたいですね。
今回のコロナ騒動で、正常の戻った後でも在宅勤務の割合が増えるかと思いますが、
子供のHome Schoolingもテクノロジーの進歩に合わせて、きっとどんどん増えていくのでしょう。
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