慶応卒、50代で早期リタイヤしアメリカ移住したヒロキから見る世界。

アメリカの教育で地域格差が問題になるのはなぜ?日本との違いは?

アメリカ 教育 地域格差

アメリカの教育制度は?

アメリカの教育制度は、州によってその内容が決められるので、アメリカ全土で一律というわけではありません。

アメリカ 教育 地域格差

 

学校の種類も公立・私立のみではなくさらにいろいろな種類に別れます。たとえば、カトリック教会が設立した学校や、理数系に特化した学校などかなり多岐にわたります。

 

高校までは義務教育ではありますが、必ずしも登校しなければならないわけではなく、「ホームスクール」制度で自宅で学校のカリキュラムを履修することもできます。(よって不登校の問題はあまり聞いたことがありません。)

 

人は人、自分は自分という考えが一般的なアメリカですから、「みんながいいというからあの学校に行く」とかはまずなし。

 

自分の(自分の家庭の子供の)学校は自分たちで選び、そのかわりその結果についても自分たちで責任を負う。というのが徹底しています。

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アメリカでは教育に地域格差があるのはなぜ

日本では基本的にどの地域の公立学校に行っても、学習内容に大きな差はありません。よって、家を購入するときに子供の通学する学校を考えながら家選びをすることはまず無いのではないでしょうか。

アメリカ 教育 地域格差

 

アメリカでは子供のいる家庭では、子供を行かせたい学校をまず決めて、その学校区の範囲内で家選びをします。

 

アメリカの公立学校は無償なので、なるべく良いといわれている学校に子供を通わせたいのは、どこの親も一緒です。

 

いい学校があるエリアは多くの家庭が住みたがり、その結果、不動産物件の価格が上昇していきます。

 

物件の価格が高くなると、より高収入の家庭しかそのエリアに住めなくなり、さらにその学校の教育水準が上がるサイクルになります。

 

逆もまた起こり、評判の悪い学校のエリアは住みたがらず、そのエリアの物件価格や家賃が下がり、より低所得の家庭が集まってきます。

 

低所得の家庭だから子供がみんな勉強嫌いとはいえませんが、家庭での子供の勉強に対するサポートがあまり出来ないのは確かので、どうしても学力に差がついてきてしまいます。

 

これが、アメリカで教育に地域格差が生じる仕組みです。

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アメリカの教育と日本の教育、どっちがいい?

教育の仕組みとして、アメリカと日本どちらがよい?と聞かれれば一般的には地域格差のほとんどない日本だと思います。

 

ただアメリカでは教育に関しても、需要があれば必ず供給がなされます。

 

つまり、「もっと勉強した」「算数だけはずば抜けている!」「芸術の才能がすごい!」なんていう子供がいれば、その分野に特化した学校に進学できるチャンスが広がっています。

 

この点に関しては日本の場合はおそらく対応できないのではないでしょうかね。

 

アメリカにしても日本にしても、長く続いてきた教育制度を大きく変えることは現実的には難しいでしょうから、子供を持つ親としては仕組みの特徴をよく理解した上で、子供のためによりふさわしい教育の機会を与えてあげられるように、いろいろと考えてあげることが大切なんでしょうね。

 



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