入社式の内容や流れは?研修として人事評価はすでに始まっている!?自己紹介も要注意?

入社式の内容や流れは?
入社式というと新入社員がはじめてお給料をもらいながら会社に出社する日になります。採用が決まってからも、面接や懇親会など会社でのイベントがあったかもしれません。でもおそらくバイト代はでていないでしょう。
バイトでお金をもらいながら働いた経験がある人は多いとは思いますが、正社員としてほぼ週5日、毎日出社するということはバイトとは全く違う感覚でしょう。周りは先輩社員たちに囲まれるわけですから、緊張感も高まるというもの。
そんな最初の出勤日である入社式は一体どんな内容や流れで行われるものなのでしょうか?
一般的には、
(全体的は内容として)
1.社長の挨拶・祝辞
2.会社概要の説明
3.新入社員の今後の研修期間や配属が決まる予定期間の説明
(事務的な内容として)
4.入社辞令の配布
5.就業規則の配布・説明
6.給与振込口座の設定
7.福利厚生関係の説明と必要な手続き
(先輩社員を交えて)
8.懇親会
という内容と流れではないでしょう。
判断を迫られるような難しい内容はないので、しっかりと聞きながら落ち着いて対応していけば問題ありません。入社式全体を取り仕切っている人事部の人は新入社員を毎年受け入れているので、わからないことは聞けばすぐに教えてもらえます。
多くの会社では、社長の挨拶・祝辞と会社説明、および大まかな新入社員の研修期間や配属までの期間については、社長を含めた会社の役員が列席している場所で行われるでしょう。
その後、より事務的な内容について人事部が4~7の項目について、新入社員に説明をしていきます。
多くの新入社員の方が、事務的な内容になった途端に安心するのかホットした表情を浮かべます。でも、この事務的な内容のほうが実際の会社生活にとっては実は大切です。
まず、就業規則ですがこれは会社で働くときの基本的な決まりごとになりますから、しっかりと理解して守らなければなりません。「知りませんでした」では通用しません。
でも、就業規則には社員の権利や福利厚生についても書かれています。有給休暇の年間日数については、何年目には何日休めるかがかいてあるので、毎年の休暇の予定を立てる前にしっかりと理解しておきたいところです。
また会社によっては業務に関係する資格取得に補助金を出すところも多くなってきています。自分の武器を増やすためにも、せっかく会社が補助してくれるのであれば、見逃さずに活用したいもの。
最後に、新入社員のときは全く気にも留めないけれども、その後の人生に大きく関わってくる事柄について。
それは、
「年金」
ここに注目するかどうかで、何十年後かに会社を退職するときに貰える金額が2~3倍と違ってくる可能性があります。
多くの新入社員は、「年金」運用先として「預金」を選択します。元本割れがないから。
でも、アベノミクスが成功して今後インフレの時代が来るのであれば、「預金」で1000万円貯まっていても、国産車一台の値段にもならない時代が来ているかもしれません。
国内外の株式での運用も、自分の年金ポートフォリオの一部として検討してみてください。
入社式は研修の一部?人事評価の対象?
ところで、入社式は新入社員にとっては研修の一部なのでしょうか?それともこの日までは、会社にとって新入社員は「お客様」であり、もてなされていると考えていてよいのでしょうか?
さすがに成人式のように壇上で暴れる人はいないでしょうけれども、ただ目立たないようにおとなしくしているだけではあまりおもしろくありません。でも基本的に引率してくれるのは人事部の人なので、下手に目立ったことをしていると人事考査に記入されてしまうのではという不安もあります。
結論的には、入社式での言動は人事評価に残ることはまずありません。人事部の方も入社式とそれに続く事務手続きを滞りなく行うことに手一杯です。
会社で同期となる他の新入社員と、しっかりと親交を深めてもらうのがよいと思います。また懇親会で先輩社員の話を伺う機会があれば、是非積極的に話を聞き自分の考えを言ってください。
そんな生意気な発言のほうが記憶にも残りますし、また頼もしくも感じることができますから。
入社式の自己紹介はどんな内容がよい?
従って、もし自己紹介をする機会があれば、会社に対する自分の思いや考えをどんどん織り交ぜながら、自己アピールをするのがいいと思います。
これから一緒に仕事をしていく先輩社員の方たちの少しでもはやく自分を知ってもらい覚えてもらうのが、今後会社で仕事を上手く回してくためのコツです。
社会人は学生時代よりも、より一層エキサイティングやりがいにあふれていますよ!レッツ・エンジョイ!
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