大学の入学式に親は行くか?行かないか?出席率の傾向は?一緒に行きたがるのは母親が多い

大学の入学式に親は行くか?行かないか?
子供の晴れ舞台である大学の入学式に親として参加するかで悩まれる方が、毎年私の会社でも見かけます。私の子供はまだ小学生なのでまだまだですが、同年代パパでも早く結婚した人は大学生になるご子息・ご令嬢を持つ方も多いので。
自分の大学の入学式のことは、すでに20数年前なので覚えていません。親が来たかどうかは、、、
正直、大学という大人の雰囲気に満ちたそのキャンパスでの入学式で、自分の気持ちが一杯一杯で両親を含めて周りを見渡す余裕はありませんでした。
で、自分が実際に子供を持つようになると、たしかに大学の入学式に親として行くか、行かないかで悩まれるご両親の気持ちが次第に分かるようになってきました。
おむつを換えてた幼児のころから、小学生・中学生・高校生と成長し、ついにほぼ大人といえる大学生にまでなったわけですから、子供のその晴れの舞台をやはりこの目でしっかりと見届けたいと思うのでしょう。
その一方で、もう大学生なんだから親が手とり足取り面倒を見なければならない年齢は終わっています。
入学式の会場で
「~ちゃん、ハンカチ持った? ほらネクタイが曲がっているわよ。」
とか母親にいろいろと世話を焼かれている新入生を想像すると、過保護かなという気もします。本来であれば、本人が家をでるときに自分でしっかりと身の回りを整えられなければいけない年齢でしょうから。
ということは、この悩みへの答えは実はずっと前の中学生・高校生の時からの育て方にかかっているのではと思えてきます。
もし、ずっと子供がだらしないのが見ていられるずに、アレヤコレヤと親が口を出してきたのであれば、きっとその両親としては大学の入学式でも行かなければ気が休まらないでしょう。もしかしたら、子供の方でも親に来てもらわないと不安かもしれません。
逆に、なるべく子供を自立させようと育ててきたご家庭であれば、(または放任主義?のご家庭とか)子供にしてみれば親が入学式に参加するかどうかは、きっとどちらでもよいと思っているのではないでしょうか。
そうであれば、あとは行くか、行かないかは親の気持ち次第なので。
今の私であれば、子供の大学の入学式には親として参加します。でも、きっと子供とはバラバラに家を出て、大学でも会わずにただ「入学式」というイベントを共有するために行くでしょう。
大学の入学式への親の出席率の傾向は?
過保護が話題になったのはかなり昔であり、最近は「個の独立」「自主性」が重んじられているので、大学の入学式への親の出席率はかなり低下してきているのでは?と考えていました。
ところが!
大学の生協の調査によると実に73%の親が入学式に参加しています。さらにここ数年に渡ってその割合は増加してきています。意外です。
(出所:全国大学生活協同組合連合会)
(2011年の落ち込みはあの東日本大震災によるものですね)
きっと子供の晴れの舞台をやはり見ておきたいというご両親が多いんでしょう。
生協の調査では大学別の数字は出ていませんでしたが、東京大学や有名私立大学での入学式であれば、きっと出席率はもっと高いのかもしれません。
大学の入学式へ行きたがるのはやはり母親?
大学の入学式の日程を調べてみると、週末に行われるところもあるし、平日開催の大学も多いですね。
たとえば
東京大学:平成30年4月12日(木曜日)
早稲田大学:4月1日(日)~3日(火)(学部によって日程が別れています)
慶応大学:4月2日(月)
現実的に働いているお父さんの出席はやはり難しいことが多そうです。出席率の数字としては母親が64%、父親が約30%となってます。会社さえ休めれば出席したいお父さんがきっと多いのでしょうね。
入学式のときは学校の校門の「平成~年度 ~~~大学入学式」の看板が立てられています。そこで自分の子供と一緒に写真を取りたい気持ちもありますよね。
やはり子供が嫌がらなければ、一緒に入学式に出席するかな、私も。
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