慶応卒、50代で早期リタイヤしアメリカ移住したヒロキから見る世界。

「瀬取り」とは?海上封鎖の理由に!?北朝鮮は米国の経済制裁で追い詰めている?

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「瀬取り」とは?

普段あまり使われない言葉がニュースで突然飛び出してくることが多くなった気がします。2017年を賑わした「忖度」なんておそらくほとんど誰も知らなかったのではないでしょうか?(みんな知ってました? もしかして自分だけ?)

 

2018年にはいって北朝鮮関連のニュースで「瀬取り」という言葉がよく取り上げられています。調べてみると石油業界の用語で、

 

「親船の積荷を小船に積み替えること」

 

と出てきます。大型船が入れない港では、積荷を陸揚げするために入港できるサイズの船に積荷をうつして、陸揚げするんですね。

瀬取り

 

中国からの石油の援助が減少した北朝鮮では、不足した石油を何とかして輸入しなければなりません。国連の制裁で多くの国は、表向きは北朝鮮への石油製品の輸出が禁止されています。

 

もし北朝鮮の港に大型のタンカーが入港すれば、アメリカの衛星によって探知され、何処の国かもすぐに分かってしまうので、それはできません。

 

ではどうするか?

 

そこで「瀬取り」ですね。北朝鮮沖合で第三国の船から石油製品を北朝鮮の船に移し替えて(瀬取りして)北朝鮮に陸揚げしているようです。

 

石油は別名「命の水」ともいわれるくらい、国を動かすためには欠かすことの出来ないものですから、北朝鮮も必死なのかもしれません。

瀬取り,石油

 

(もしかしたら、第三国を装って中国が裏で手を引いてこっそりと石油を北朝鮮に流しているのかもしれませんけど。)

 

さて、「瀬取り」ですけどアフィリエイトの世界ではたぶん多くの人が知っているんではないでしょうか。もちろんちょっと違う意味で。

 

アマゾンの「セドリ」(なぜかカタカナ表記されることが多いかと)とか言われますよね。これは同じ商品でも米国と日本のアマゾンの価格差がある場合に、米国アマゾンから購入して日本アマゾンで販売し、その差額を儲けるというもの。

 

または、もし金融業界の方であれば「せどり」(たぶん、ひらがなのことが多いかな?)というと、先物取引で限月間の価格差と利用してトレーディングすることになります。

 

「瀬取り」とは意外に奥の深い言葉かも?

 

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「瀬取り」を取り締まるために実質的海上封鎖に踏み切るか?

さて、北朝鮮のほうの「瀬取り」ですが、米国が取り締まりを口実に実質的な海上封鎖へと舵を切るかもしれません。

海上封鎖,北朝鮮

 

表向きは「瀬取り」を取り締まる目的で、米国沿岸警備隊の巡視船をアジア太平洋地域に派遣することを検討している、としています。

 

もしこれが実際に行われても、どの程度のことが沿岸警備隊によって行われているのか検証することができません。

 

中国やロシアの偵察衛星ではわかるかもしれませんが、報道機関のレベルでは無理でしょう。

 

きっとアメリカの目的は「瀬取り」の取締だけではないでしょう。何が口実であろうとも北朝鮮沖にてアメリカの軍船が展開すれば、実質的な海上封鎖も可能です。

 

そうしたとしても、きっと米国は「瀬取りの取締だ」と主張するのでしょうけど。

 

私の不安としては、北朝鮮が海上封鎖を戦争行為だとみなした場合です。米国は単なる「取締り」と言い逃れるでしょうが。ちょっとしたきっかけで本当の戦闘攻撃へと発展する可能性も出てくると思います。

 

北朝鮮への経済制裁の効果は?

予想される状況は、現在北朝鮮が国連から受けている経済制裁によってどれだけ苦しんでいるかによるのではと考えられます。こればかりはニュースだけ見ていてもよくわかりません。

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2017年の秋には、国連の制裁が徐々に厳しさを増していくのに合わせて、北朝鮮は石油製品の不足から冬を越せずに国が崩壊するのではともいわれていました。現実にはすでに3月なのでどうやら今年の冬は無事にこすことが出来たようです。

 

平昌オリンピックがパラリンピックも含めて3月中旬には終了します。はたして北朝鮮と米国との次の展開はどう進んでいくのでしょうかね。

 

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北朝鮮は米国に追い詰められているのか?

今回の平昌オリンピック期間中の北朝鮮から韓国への融和作戦の、いろいろな憶測を呼びました。

「北朝鮮は本当に追い詰められていて、なんとか韓国に米国との橋渡し役を果たして欲しいと願っている。」

 

という説と

 

「北朝鮮が態度を軟化させているように見せているのは、単なる時間稼ぎと韓国・米国間の協調を崩すために作戦にすぎない」

 

という見方とがあります。

 

昨年から「Xデー」だの「米国の先制攻撃は避けられない」などのニュースが盛んに流れましたが、振り返って見ればほとんど「誤報」(または単なる憶測だった)といえます。

 

現在のマスコミの分析も、あとから振り返ればきっと的はずれなのかもしれません。

 

ただ中国とロシアが報道されているだけの表向きの付き合いを、北朝鮮としているとは思えないので、きっと水面下で米国・中国・ロシアの鍔迫り合いが続いているんでしょうね。

 

本当にミサイルが日本に飛んで来ることがないように、なんとか解決してくれるといいんですけど。

 





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