慶応卒、50代で早期リタイヤしアメリカ移住したヒロキから見る世界。

テロ支援国家への制裁とは?北朝鮮金正恩がミサイル核兵器の先制攻撃へと暴走か?

北朝鮮 ICBM ミサイル

テロ支援国家への制裁内容とは?

トランプ大統領が北朝鮮を「テロ支援国家」として再指定しました。なぜ再指定かというと、アメリカは1988年に北朝鮮を一度「テロ支援国家」として指定し、それを2008年に解除しているからです。

テロ支援国家 制裁

 

1988年の指定は、北朝鮮工作員「金賢姫」による大韓航空機墜落事件を受けてのものです。金賢姫が逮捕後移送される時の映像を覚えている方もいらっしゃるかもしれません。外見的にはおとなしそうで、とてもテロ活動を行うような女性には見えず、そのギャップに驚かされました。

テロ支援国家 金賢姫

 

テロ支援国家指定の20年後の2008年に、北朝鮮が「アメリカ・中国・ロシア・日本・韓国」との6国協議に参加したのを理由に、その指定が解除され現在に至っています。

 

6国協議決裂後は北朝鮮は核兵器の開発を進めており、解除された要件はとっくに反故にされていたので、もっと早くテロ支援国家に再指定されても良かったかもしれません。

 

今回再指定されたわけですが、テロ支援国家に対するアメリカによる制裁内容は、経済的な締め付けが中心になります。

 

経済援助の制限として、テロ支援国家指定を受けた国への国際金融機関からの融資が行えなくなり、一般企業や国民もテロ支援国家との金融取引が一切行えなくなります。

 

アメリカはすでに北朝鮮への経済援助や融資などは行っていないので、あまり影響が内容にも考えられます。しかしアメリカがメンバーである国際金融機関やアメリカ以外の国々からの経済援助などに対しても、テロ支援国家再指定を受けて、同様の制裁を課すようにアメリカは圧力をかけていくでしょう。

 

よって、時間はかかるかもしれませんが、北朝鮮にとっては次第に経済的に追い詰められていくことと思われます。

 

当然テロ支援国家への制裁として、兵器関連品の輸出も禁止されますが、こちらの実効性はどうでしょうか?

 

アメリカと敵対したくない国は、兵器関連品の北朝鮮への輸出もすでに停止しているとは思いますが、アメリカとの政治的駆け引きを行なっているロシアがすぐに同調するとは思えません。

 

もしかしたら表向きはわからいないように、裏で北朝鮮への軍事的支援を続けていくかもしれません。

 

Sponsored Link

 

テロ支援国家指定を受け北朝鮮の金正恩は核兵器をついに使用??

いずれにしても北朝鮮の金正恩が次第に追い詰められつつあるのは確かだと思います。

テロ支援国家 北朝鮮

 

ではトランプ大統領によるテロ支援国家再指定を受けて、金正恩はどう動くのでしょうか?ICBMによる水素爆弾の実験を行うのでしょうか?

 

私はこの可能性は非常に高いと考えています。

 

トランプ以前の歴代のアメリカ大統領は、北朝鮮の核開発の凍結を条件に様々な経済的な援助を行ってきました。

 

しかし結果的にはこれは、北朝鮮へ時間的な猶予を与え、核兵器開発を北朝鮮が大きく前進させることになってしまいました。

 

トランプ大統領はそのことをよく理解しており、自分はその間違いを正すとしています。

 

ということは北朝鮮による核兵器開発をやめさせるまで、トランプ大統領は手を緩めることはないと思われます。よって仮に金正恩が核開発の一時凍結というようなことを提案したとしても、おそらくトランプ大統領はその状況で交渉のテーブルに付くことはないでしょう。

 

一方、北朝鮮の金正恩にしてみれば核兵器を持たなかったゆえに、アメリカによって攻撃を受けたイラクやシリヤの事例を見ているので、北朝鮮という国を存続させるためには核兵器は無くてはならないと考えています。

 

お互いの考えが交わることはないように見えるので、行き着く先はどちらがギブアップするかだけではないでしょうか。

 

アメリカがギブアップするケースは、北朝鮮がアメリカ本土にまで届く核兵器を開発し、軍事攻撃をした場合にアメリカ国内での被害が想定されるようになった場合でしょう。

 

万が一の場合に、アメリカ本土に核爆弾が落ちてくるよりは、北朝鮮を核保有国と認めたとしても、北朝鮮が核兵器による先制攻撃をアメリカに仕掛けてくることはないでしょうから。

 

北朝鮮が諦めるケースは、核兵器が完了しないうちに、経済的締め付けによって国自体が持たなくなった場合ではないでしょうか。

 

Sponsored Link

 

北朝鮮金正恩の選択肢は?

北朝鮮としては、経済的に国が破綻する前になんとしてもアメリカ大陸まで到達する核兵器を完成させたいはずです。北朝鮮にしてみれば現在のように時間を稼げるのはありがたいかもしれません。

テロ支援国家 金正恩 制裁

 

仮に完成前に国が成り立たなくなりそうになれば、金正恩はどんな選択をするのでしょうか?

 

核兵器開発をあきらめて、他国からの経済支援を募るか、またはアメリカ本土にまで到達しないとしても核兵器の実験を続け、核保有国であることをアメリカや周辺国に認めさせるかでしょう。

 

そして、金正恩としては後者を選択する可能性が非常に高いのではないでしょうか?

 

金正恩にしてみれば、北朝鮮の国の存続を考えて核兵器開発を諦めたとしても、金正恩自身がそのまま北朝鮮の最高指導者の地位にとどまれるとも限りません。おそらく軍部からの批判がおこり、どこかでクーデターに合うかもしれません。

 

であれば、金正恩にしてみればたとえ勝算がなかったとしても、核兵器開発を続け実験を繰り返していかなければならないのではと考えます。

 

トランプ大統領のアジア歴訪で中国の習近平とどのような約束がかわされたのかはわかりませんが、北朝鮮が暴走してミサイルを韓国や日本に対して打ち込むような事態だけは、なんとしても避けてもらいたいものです。

 





関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。