慶応卒、50代で早期リタイヤしアメリカ移住したヒロキから見る世界。

核のフォットボールからトランプが北朝鮮を核攻撃する可能性は?発射までの5分間とは?

トランプ 核兵器 北朝鮮

トランプ大統領が持つ「核のフットボール」とは

アメリカ大統領には常に「核のフットボール」といわれるカバンを携帯したシークレット・ガードが常に行動を共にしています。

トランプ 核のフットボール 北朝鮮

 

今回のアジア歴訪のときも常に身近で「核のフットボール」と呼ばれるカバンを下げて、トランプ大統領と行動していたはずです。

 

この「核のフットボール」と呼ばれるカバンは、アメリカ大統領が核兵器の発射命令を出すときに使うものになります。いついかなるときも万が一の事態に備えて、このカバンが大統領と共にあります。

トランプ 核兵器 北朝鮮

 

気になるこのカバンの中身ですが、当然公開されているわけではないので正確に中身を知ることは出来ません。しかし、映画に出てくるような赤い大きな核兵器発射ボタンがそこにあるわけではありません。

トランプ 核のフットボール

 

核のフットボールと呼ばれるこのカバンに入っているのは、核兵器が他所の国からアメリカに向けて発射された場合に対応するための、マニュアルと認証コードになります。

 

まず対応マニュアルとしては、核攻撃を受けた場合に大統領としての行動マニュアル、すなわち危機管理対応マニュアルが備えられています。内容的には反撃手段として核兵器を使用する際の、その規模(大規模に行うのか、ピンポイントで特定の施設のみを狙うのか)などの選択のためのマニュアルが記載されているようです。

 

いざという時にいちいち考えていたのでは時間が足りませんから、事前に細かく対応手段を決めているわけですね。

 

あと、アメリカ大統領本人であることを認証するためのパスコードを記載したものが、カバンには入っていると考えられています。

 

他の閣僚との連絡用に傍受対策機能付き衛星通信機も入っているともいわれていますが、大統領専用機やアメリカ軍の飛行機での移動している大統領ですから、わざわざ通信機をカバンに入れている必要はないのではと私は考えます。

 

いずれにしても、「核のフットボール」があれば、アメリカ大統領として核兵器の発射命令を下せるわけですね。

 

ちなみになぜこのカバンに「核のフットボール」という名称がついたかですが、もともと核兵器発射システムを構築する際のコードネームがアメフトで使われる「ドロップキック」という名前だったので、このカバンの愛称も「フットボール」になったといわれています。

 

Sponsored Link

 

トランプの一存で北朝鮮への核攻撃が可能

現在、アメリカ大統領は議会の承認を得ることなく、この「核のフットボール」を使って核兵器の発射命令を下すことが可能です。

 

1960~1980年代の東西冷戦時代にソビエトとの核兵器開発競争の結果、アメリカ、ソビエトとも、地球を何回も破壊することができるだけの多数の核兵器を、保有することとなりました。

トランプ 核兵器 東西冷戦

 

もし核兵器がアメリカ議会の議決がなければ発射出来ないとしたら、ソビエトが先制攻撃をしてアメリカ議会を開催できなくしてしまえば、アメリカから核兵器が飛んで来ることはありません。

 

それでは、核抑止力が働かないということで、もし攻撃を受けたとしたら迅速に核による反撃が可能な状態にするために、アメリカ大統領単独の判断で核兵器の発射が可能なようになりました。

 

それはそれで理にかなっており必要なことではあったとは思います。しかし東西冷戦時代は終わり、一刻の猶予もなく反撃しないとアメリカが滅ぼされてしまうような状況ではありません。アメリカ以外のどの国も先制攻撃でアメリカに致命的な被害を与えるほどの核戦力を持っていませんから。

 

今年に入ってトランプ大統領と金正恩との”舌戦”による”口撃”が激しさを増しており、何かの拍子に、偶発的に軍事衝突が発生してしまうかもしれません。

 

また、トランプ大統領の性格から、もし北朝鮮からの攻撃を受けたとしたら、躊躇なく核攻撃をくわ

えてしまう可能性もあります。

 

相手は北朝鮮であり、東西冷戦時代のソビエトではありませんから、瞬時に核による反撃を決断しなければならないような相手国でもありません。

 

それよりも軽率に核兵器を使用した結果のほうがより甚大な被害を招く可能性もあります。

 

アメリカ議会もそんな危機感をい抱いているようで、大統領の一存で核兵器が発射できる現在の攻撃システムを見直すことの検討を始めるようです。

 

確かにTwitterでつぶやくように、核兵器の発射命令を出されてはたまりませんから。

 

Sponsored Link

 

「核のフットボール」発射までの5分間とは?

現在の攻撃システムにおいては、大統領が反撃を決定してから実際に発射されるまでに5分しかかからないといわれています。(潜水艦からの発射は15分かかるそうです)

 

その5分間の間に行われることはだいたい次のようなプロセスになります。

 

・アメリカの防衛システムが他の国からの核攻撃を探知し大統領に通知
・事前に定められたマニュアル(核のフットボールに入っているもの)に従って反撃の規模と手段を決める。その際可能であれば他閣僚とも協議する。但し最終決定件は大統領にあり。
・国防省の指令センターへ攻撃命令を出す。その際に大統領の本人認証がカバンに入っているシークレット・コードで行われる。
・大統領からの攻撃命令であることが確認され次第、発射命令が実際の発射施設(または潜水艦)に発信される。

 

おそらく、もっと実際は複雑だとは思います。発射命令をハッカー偽造することは出来にように厳重に何重にも暗号化されているでしょうから。

 

ポイントは最終決定権がアメリカ大統領があるということ。たとえ他の閣僚が全員反対したとしても。

トランプ 核兵器 北朝鮮

 

仮にもアメリカ大統領なので軽率な行動は取らないとは思いますが、あのトランプ氏なので、ちょっと不安ではあります。

 





関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。