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在韓米軍の退避訓練で本当に米国人家族を韓国から国外に退去させる可能性は?

在韓米軍 退避訓練 韓国

在韓米軍の退避訓練とは?

10月23日から27日まで韓国に住む米国の民間人を退避させる訓練が、在韓米軍によって行われます。

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これは「非戦闘員退避活動」と呼ばれ、北朝鮮などの攻撃に備えて民間米国人を避難させる訓練になります。

 

報道によると年2回定期的に行われているもので、前回は今年2017年の6月に実施されています。

 

退避訓練の手順としては、米軍人の家族や韓国在住の米国民間人が、あらかじめ定められた集合場所に米国市民である証拠書類を持参で集まり、米軍によって海外の安全な地域へと移送されることになります。

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退避先の一つとして日本も含まれていますが、少なくとも訓練であれば行き先は日本にある米軍の基地内に限られます。日本への有効な渡航ビザがなければ入国できませんから、日本の治外法権であり米国領と同等の権利を有する米軍基地であれば問題ないので。

 

退避訓練の詳細は明かされていないので、何名がどの国・地域に移送されるのかはわかりません。しかし、年2回も定期的に訓練すれば一定の人数を退避させるのに必要な輸送力や必要な時間のデータは蓄積されているでしょうから、本番のシミュレーションもすでに完了していることと思われます。

 

ここ数年は実戦を想定したものになっていて、米軍機による輸送だけでなく民間航空機や船舶も訓練に参加しているそうです。

 

おそらく米国籍の航空会社に限られるとは思いますが、民間航空機を在韓米軍基地から離発着させて迅速な民間人の移送を訓練として行っています。

 

一般のソウル国際空港を使っての国外脱出は時間もかかりますし、ましてや海外からの攻撃にさらされているような状況では、民間空港もパニック状態でしょうから。

 

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退避訓練で米国人家族を本当に韓国から国外に退去させる可能性は?

前回の在韓米軍による国外退避訓練が3~4ヶ月前の2017年6月に行われているので、年二回のペースとしては早いような気もします。

 

北朝鮮の金正恩とアメリカのトランプ大統領による”口撃”がエスカレートしている現在においては万が一への備えとして、このような米国人家族を韓国から待避させる訓練は非常に重要でしょう。

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10月16日から米韓両軍は朝鮮半島沖での共同演習を開始しました。今回は米原子力空母、ロナルド・レーガンを含む約40隻の空母打撃群が集結しています。

 

この米韓軍事演習の日程が10月16日から20日まで、そして在韓米軍による退避訓練がその直後の10月23日から27日までを予定しています。

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これだけ日程が近いのは単なる偶然でしょうか?それとも何かの意図をもってこの日程が計画されているのでしょうか?

 

在韓米軍の報道官は、

「退避訓練は定例の訓練であり、訓練の範囲や規模に調整を加える予定はない」

としています。

 

仮に何かしらの意図があったとしても、それをあえて言うことはないでしょうから、報道官の言葉をそのまま受け取ることはできないかもしれません。

 

米原子力空母「ロナルド・レーガン」が朝鮮半島沖にいるということは、大型の輸送機も艦載できるわけですから、その分韓国から米国民間人を待避させる能力も高くなっています。

 

もし、本当にトランプ大統領が近々北朝鮮への軍事行動を考えているのであれば、この機会に在韓の民間米国人を国外に退去させ、人的被害を最小限にしたいと考えても不思議ではありません。

 

仮にそんな隠された計画があったとしても、当然直前まで明かされることはないでしょうから、実際に23日に退避訓練が始まったときに、一気に在韓米軍家族全員に招集がかかるとか、大きな動きが突然出てくるのでしょう。

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今回の在韓米軍の退避訓練は本物?

そうなれば、今回の在韓米軍による退避訓練はまさしく実戦であり、そのときにはアメリカが北朝鮮に対して軍事行動を決定しているのでしょう。

 

難しいのは、もしアメリカが軍事行動をとることを決定したわけではないけれども、その可能性が高く万が一に備えて、事前に民間米国人を国外退去させておきたいと考えたとしても、その意図が正確に北朝鮮に伝わるかどうかは疑問です。

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北朝鮮にしてみれば韓国から米国民間人が退去することは、米国が軍事行動をとることのサインだと受け取る可能性が高いでしょう。

 

そうなればその動きを察知した段階で、北朝鮮が先にミサイルを韓国や日本の米軍基地に向けて発射するリスクも高まります。

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韓国にはアメリカ人が約20万人住んでいます。ジャンボジェット一台分の座席数が約400席ですから、もし全員をジャンボジェトで移送するとしたら500機分となります。

 

とても極秘に知られずに行える規模ではないでしょう。逆に米軍が軍事攻撃の意図をまったくもっていない状況で、下手に退避訓練の規模を大きくしたりして間違ったサインを北朝鮮に送ってしまうのも怖い状況ではないでしょうか。

 

金正恩とトランプ大統領の”口撃”だけでなく、米韓合同軍事演習にしろ軍関係のイベントは不測の事態を招きそうで不安です。早く状況が落ち着いてくれるといいのですが。

 





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