慶応卒、50代で早期リタイヤしアメリカ移住したヒロキから見る世界。

火星14の射程や威力は?核弾頭も搭載可能で米西海岸も狙える?トランプはどうする?

在韓米軍 退避訓練 韓国

火星14の射程や威力は?

火星14は北朝鮮が保有するミサイルのなかで、最も射程距離が長いといわれているものです。

火星14 威力 射程

 

大陸間弾道ミサイル(ICBM)に相当すると考えられ、中長距離弾道ミサイルである火星12とともに北朝鮮は今年にはいって頻繁に発射実験を繰り返しています。

 

火星14の射程距離や搭載可能な弾薬の詳細は当然ながら発表されていないので、正確なところはわかりません。

 

発射実験が行われるたびに米国や韓国の軍事専門分析機関が飛行時間やその高度、スピードから、ミサイルの性能を推測しています。

 

我々はそのニュースでの発表を信じていますが、分析機関の調査結果が不正確かもしれませんし、政府によって意図的に歪められている可能性もあります。

 

本当は米本土へ着弾する能力があったとしても、北朝鮮のミサイルの高い性能を公式に認めたくはないでしょう。

 

またそれによって北朝鮮との交渉で(もし対話が始まったとしたら)、彼らに有利な情報をあえて認めたくもないでしょうし。

 

よって、どこまで正しいかはわかりませんが、現在我々が見ることができる情報に基づけば、火星14の射程距離は、5000~8000kmといわれています。

 

北朝鮮からグアムまでが約4000kmなので、グアムは間違いなく射程距離圏内です。ハワイまでが8000km弱なので、もしかしたら届くかもしれないくらいの距離でしょうか。

火星14 威力 射程

 

アメリカ本土までの距離で見てみると、サンフランシスコやロサンゼルスまでは約1万kmありますが、アラスカ州アンカレッジまででしたら約6000kmなので、一応北米アメリカも射程距離圏内といえますね。

 

火星14の威力はミサイルに搭載可能な弾薬の重量によります。そしてその重量の重さはミサイルの推進能力によります。

 

軍事専門機関は火星14のミサイル全体の大きさや、発射時の飛行スピードから推進力を計算し、搭載可能な弾薬の重量を推し量ります。

 

その結果として、現在考えられている火星14のミサイルの威力は核弾頭を搭載した場合で、50ktといわれています。

 

kt(キロトン)は核兵器の爆発の威力を示す尺度で、第二次世界大戦末期に広島に落とされた原爆で約15ktといわれています。

 

50ktの威力は、爆風で木造家屋に被害が及ぶエリアは半径11km。これは渋谷駅を爆心地としたら、東側は東京駅を越えて上野のあたりまで、西側は成城学園、田園調布のあたりまでとなります。

 

熱線による火傷の被害は、爆風が及ぶ範囲とほぼ同じでかなり広いエリアとなります。

 

放射線障害が想定されるエリアはそれらよりは限定的で、半径約3kmと考えられ、渋谷駅を中心とすれば、田町、四谷、新宿、目黒、五反田界隈までとなります。

 

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火星14は核弾頭も搭載可能?

火星14を含めほぼすべてのミサイルに核弾頭を搭載することは可能です。その起爆装置も含めて北朝鮮は技術的に問題はありません。

火星14 威力 距離

 

現在、北朝鮮がまだ保有していないと考えられているのが、大気圏への再突入技術といわれています。

 

短距離のミサイルや飛行機から落とす爆弾としての核兵器であれば問題ありませんが、ICBMであれば一旦大気圏外まで打ち上げられ、その後再びターゲットを目指して大気圏に再突入する必要があります。

 

その再突入時のものすごいスピードによってミサイルの表面が高温となり燃え尽きてしまうこととなります。

 

実際、7月28日の火星14と考えられるミサイル発射実験では、落下推定場所に向かっていた光点が海面に到着するより前に消えてしまいました。

 

おそらく弾頭が燃え尽きて消滅したと考えられています。

 

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火星14は米西海岸も射程圏内、トランプはどうする?

高温から弾頭を保護するためには、炭素複合材の開発が必要となります。スペースシャトルのお腹の部分に敷き詰められた黒いタイルが炭素複合材ですね。

 

アメリカ本土に到達する技術を北朝鮮が誇示するためには、次の条件が必要となります。

 

1.大気圏再突入技術の確立
2.1万kmを越えるミサイルの射程距離の証明

 

このうち2.の1万kmを越える射程距離は、もしかしたらすでに北朝鮮が持っている可能性もあります。

 

今年の春くらいにはまだ、1万kmを越えるのには数年かかるといわれていましたが、現在では数ヶ月と予測されています。

火星14 威力 射程

 

またつい先日のニュースでは、ロシアの技術者の報告として、北朝鮮のミサイル開発関係者が、1万kmを越える射程距離の技術的裏付けとなる資料を見せてくれたともいわれています。

 

トランプ大統領は就任当時から「アメリカ・ファースト」としてアメリカの国益を第一に考えると宣言してきました。

 

よって、北朝鮮問題にしても仮に軍事衝突があったとしても、被害を受けるのは韓国と日本であり、アメリカ本国での人的被害がないことから、軍事衝突も躊躇なく行うのではないかといわれてきました。

 

(もっとも、韓国や日本に駐留している米軍兵士およびその家族も数万人はいますから、アメリカの人的被害もそれなりに大きく見込めますが)

 

しかし、もし北朝鮮がミサイルの大気圏再突入技術を確立してしまえば、サンフランシスコやロサンゼルスも核弾頭を搭載したミサイルの射程圏内に入ってしまいます。

 

トランプ大統領としては決して受け入れられない状況だと思われます。

 

ではどうするのか?

 

軍事衝突は人的被害が大きくなることが予測されているので、実質的な北朝鮮の支援国である中国やロシアを説得して、なんとか北朝鮮の核兵器開発をやめさせようとしているのだと思います。

 

しかし、もしそれが上手く行かないとアメリカが判断すれば、仮に中国とロシアとの緊張が高まることとなっても、北朝鮮の核兵器開発を軍事攻撃をしてでもやめさせるのではないでしょうか。

 

我々日本に住むものとしては避けてもらいたいシナリオですが、はたしてどうなるか。。。

 





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