慶応卒、50代で早期リタイヤしアメリカ移住したヒロキから見る世界。

北朝鮮問題の解決へのシナリオは?アメリカと日本の目的は対話か戦争か?

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北朝鮮問題の解決へのシナリオは?

一時期はトランプ大統領のTwitterでの発言から、多くのマスメディアが北朝鮮との戦争の可能性を推し図ってきました。

北朝鮮 解決 シナリオ

 

まさしく金正恩とトランプ大統領との”口撃”から実際の”攻撃”へと繋がるのではないかと、多くの人々が心配していました。

 

しかし、実際のところ”口撃”が”攻撃”のきっかけとなることはなさそうです。トランプ大統領のTwitterでの”口撃”はあくまでも口先だけであり、アメリカ政府の方針や考えを代弁するものではなかったようです。

 

それは金正恩のほうも同じで”口撃”ほど過激な軍事行動に出ることはなさそうです。

 

もっとも、北朝鮮の方は実際にミサイルを発射しているので、よりトランプ政権に圧力をかけているようにも見えますが、数を重ねるごとにその威圧効果も薄れ、米国の株価の反応も鈍くなって来ています。

 

最近では金正恩とトランプ大統領の”口撃”合戦から、戦争の可能性を読み取ることは無意味と考えだしたマスコミは、アメリカ政権内部の要人の発言から実際のところを読み取ろうとし始めているようです。

 

この春にトランプ大統領が原子力潜水艦を朝鮮半島沖に派遣したとき、ニュースではすぐにでも戦争に繋がるのではと騒がれていました。

 

しかし、今から振り返れば当時もマティス国防長官が「通常の任務の一貫」と冷静にコメントしていました。

 

また、最近ではティラーソン国務長官が「北朝鮮とは2,3の接触チャンネルがあり対話の可能性を探っている」とコメントしていました。

 

もっともこちらの発言に対してはトランプ大統領がTwitterで、「ちっぽけなロケットマンと交渉しようとして時間を無駄にしている」と打ち消すような発言をしていましたが。

 

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アメリカと日本の目的は「対話」か「戦争」か?

報道をそのまま見れば、あたかもアメリカ政権内部での意見が一致していないかのような印象を受けます。

北朝鮮 シナリオ ティラーソン

 

でもどうやらそれも計算のうちで、北朝鮮に対する揺さぶりのための戦略のようです。

 

トランプ大統領が北朝鮮に対しては軍事行動をいとわないような強硬な姿勢を示し、周りのマティス国防長官やティラーソン国務長官が、北朝鮮と交渉するときに、早く言うことを聞かないと、トランプ大統領が本当に攻め込んできますよと脅しをかけるために、わざと強硬な発言を繰り返している、という戦略です。

 

もしここ最近のこの噂が真実であるなら、アメリカの目指しているのは明らかに「対話」であり、その結果を有利に導くための前哨戦としての”口撃”合戦ということになります。

 

日本とアメリカは一応同盟関係にはありますから、そんなアメリカの作戦はきっと安倍総理にも伝えられているのでしょう。

 

安倍総理は加計学園問題でかなり追い詰められているので、国民の目線をそらすには北朝鮮問題で米国とともに強硬路線を貫いて、強い安倍総理を印象づけたいという狙いもあると思います。

 

政治スキャンダルを北朝鮮問題に絡めてもみ消したいという気持ちは、安倍総理もトランプ大統領も同じでしょう。

 

そして、どちらも求めているのは「対話」で「戦争」という選択肢はどちらも望んではイないと考えられます。

 

アメリカにしてみれば、極東で起こっている問題ですし、アメリカ本土まで核弾頭を飛ばせるような技術開発には、まだまだ時間がかかるでしょう。

 

仮にそんな技術に到達できたとしても、実際にアメリカ本土へミサイルを打ち込んでくる可能性はほぼないでしょう。金正恩もそんなことをすれば自分の命も北朝鮮という国もアメリカの報復によって、簡単に消滅してしまうことくらいは十分理解していると思われます。

 

であれば、アメリカとしても戦争をすることでアメリカ人に死傷者が出るような事態は避けたいでしょうから、あえて北朝鮮との戦争に首を突っ込む必要性は全く無いでしょう。

 

日本の方は同じように戦争を望まないことには変わりはありませんが、理由はアメリカに比べればより切実かもしれません。

 

北朝鮮としてもアメリカにはミサイルは打ち込まない(打ち込めない)でしょうけれども、日本へでしたら技術的にもすでに可能です。

 

また、アメリカへの揺さぶりの一環としてその同盟国である日本に対してミサイルを発射する可能性は高いのではないでしょう。

 

金正恩本人が判断するのか、または中国・ロシアが対アメリカ戦略として揺さぶりの一環で日本へのミサイル発射を北朝鮮にそそのかすかもしれません。

 

人命を含めた被害が予想されるだけに、安倍総理としては北朝鮮との「戦争」はなんとしても避けたいのが本音ではないでしょうか。

 

実際、ミサイルを打ち込まれたとしても、それに対する反撃で自衛隊機が北朝鮮に向けて発進するための準備が整っているとは思われません。現実的にはアメリカ頼みとなるのではないでしょうかね。

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核問題を対話で解決を計るのは無意味?

しかし、北朝鮮問題、今となっては北朝鮮核問題ですが、これの行き着く先はどこなんでしょうか。「対話」で解決を計るのはかなり非現実的なのではと思っています。

北朝鮮 解決 シナリオ

 

クリントン、ブッシュ、オバマと歴代大統領が北朝鮮問題の対話での解決を模索してきました。

 

しかし、現在の状況が示しているように結果的には「対話」戦略は失敗に終わっています。

 

北朝鮮にミサイル開発、核開発のための時間的猶予を与えてしまったに過ぎません。

 

おそらくどんな合意を北朝鮮と「対話」によって引き出したとしても、きっと無意味であり、また過去と同じように単に時間的余裕を北朝鮮に与え、結果彼らのミサイル技術を進化させてしまうだけなのではないでしょうか。

 

それでも、過去数十年に渡って解決できていない問題なので難しいとは思いますが、今回こそは何らかの抜本的な解決策が出てきてくれることを祈るばかりです





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