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石破が総理になったらドル円為替レートは90円台?日銀の金融政策は黒田を外して出口政策へ?!

石破茂 総理 為替

石破が総理になったらドル円の為替レートは?

この10月の衆議院選挙で安倍首相率いる自民党が、単独過半数を維持できなくなる可能性も出てきています。

 

加計学園問題での追求を逃れるために、大義なき解散と揶揄されながらも、安倍総理が衆議院選挙に打って出たのは、当然自民党が大勝できると読んだからです。

 

確かに民進党のゴタゴタや政策設定能力の低さを前にすれば、金絡みのスキャンダルがたとえあったとしても、自民党に投票する人が多く見込めたのも当然といえば当然でしょう。

 

蓮舫議員が代表を努めた頃から、民進党はもう誰が代表になってもまとまる気配はありませんでしたから。前原さんにしても一周回っての再びの党代表であり、水面上に浮上する気配はすでにありませんでした。

 

しかし、小池さんの「希望の党」設立という一撃と、前原代表の民進党を解党し希望の党への合流という英断によって、自民党の単独過半数維持に黄色信号が点滅してきました。

 

こうなると、自民党内でも安倍首相と距離を置こうとする人がどんどん出てきます。落ち目の人について行って、自分まで落選してはたまりませんから。

 

そして、自民党内でも反安倍の代表格といえば、石破茂。

石破茂 総理 為替

 

目つきの悪さであまり評判がいいとはいえませんが、その発言は顔に似合わずバランスの取れた正論を多く語っています。

 

日本の財政赤字に対しても、いつまでも財政赤字がふくらに続けても良いわけがない、として2020年度のプライマリーバランスの達成目標を堅持すべきであると考えています。

 

その根底にある考え方は、

 

「通貨の信認はとても大事」というもの。

 

発展途上国の国々の多くがそうであるように、信用を失った国の通貨は暴落し国内は激しいインフレに見舞われて、国人の生活が困窮してしまうことを心配しています。

 

国の借金が無限大に膨らみ続けられることはなく、どこかで国への信用がなくなり、その国の発行する通貨「円」も信頼を失い激しく売られることになる。

 

そうならないためにも、財政赤字を削減していく必要があると考えているんですね。

 

そんな石破茂が総理大臣になったら、きっとドル円の為替レートは大きく円高ドル安方向へと動くことになるのではないでしょうか。

 

5年前の話ですが、当時石破さんはドル円の為替レートについて、

 

「円は安ければ安いほどいいのか、というと日本の産業構造上そうではなくて、85円から90円ぐらいにどうやって収めるかということを考えなければならない。」

 

と発言されています。

 

もっとも、当時の為替レートは$1=84円の時代だったので、それを踏まえて85~90円というレンジが提示されたのかもしれませんが、少なくとも日銀の黒田総裁のように大幅な円安論者でないことだけは確かなようです。

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石破が総理になったら日銀の金融政策は?

そんな石破茂が内閣総理大臣になったら日銀の金融政策はどうなるのでしょうか?

 

建前上は日銀は独立した期間で独自に金融政策を設定している事になっていますが、安倍・黒田の蜜月関係を見ればそうではないのは明らかです。

 

であれば、石破総理が誕生したら彼の意見に近い人が日銀の政策委員会のメンバーに選ばれ(黒田さんが選ばれたように)石破総理の意志に沿った金融政策が実行されていくこととなるでしょう。

 

そうなれば、石破さんは通貨の信任を守ることの大切さを理解していますから、現在の止めどもない量的緩和政策の大幅な見直しを指示するのではないでしょうか。

石破 総理 為替

 

もともと量的緩和を続ければ、インフレ期待が醸成されて物価が上がり、経済が好転するという予想のもとで始まりましたが、結果そうはなっていないことは明白です。

 

いまでは財政ファイナンスだ、ヘリコプターマネーだと、発展途上国でそれをやれば確実にハイパーインフレーションを引き起こすような政策が延々と続けられています。

 

量的緩和で日本経済の好転が見込めなかった以上、石破さんはその政策の大幅な見直しをすることになるのでしょう。

 

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石破は黒田を日銀総裁から外す?

ということは、当然黒田日銀総裁は来年3月の任期満了で退場して頂いて、石破さんの考えに近い人が、次期日銀総裁の椅子に座ることになると思います。

 

そんな方向性が見えてきた段階で、ドル円の為替レートも一気に100円を目指す展開となり、場合によっては90円台前半まで突っ込むかもしれません。

 

円高で日本経済が大きく好転するとも考えられませんが、少なくとも通貨の信任を保つことのほうが大切なのではないでしょう。

 

今年海外旅行をして痛感しましたが、何もかもが非常に高く感じます。言い換えれば円のパワーが弱まっています。

石破 総理 為替

 

この110円前後ですらそうなんですから、これが150円とかになったら日本人はおちおちと海外旅行にもいけなくなってしまいます。

 

海外から多くのものを輸入している日本にとっては、大幅な円安は我々日本人がどんどん貧乏になることを意味しており、すでにその状態に片足を突っ込んでしまっています。

 

政治は金融政策だけではありませんが、早く安倍・黒田連合に退いてもらって、日本の金融政策を我々日本人にとって正しい方向に導いて欲しいと思います。

 





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