クシュナーがNYでは女性投票者?理由はなぜ?NJ州の有権者登録では性別「不明」!?

クシュナーはNY州では女性投票者として有権者登録されていた
トランプ大統領の娘婿のクシュナー氏ですが、公式の有権者登録においてなんと性別が女性として登録されていたことが判明しました。
有権者登録の記録によると、クシュナー氏が2009年にトランプ大統領の長女であるイヴァンカと結婚し選挙人登録した際に、性別の欄で女性(female)のボックスにチェックを入れたとのことです。
我々もいろいろな場面で、申込書や役所の書類で性別の欄をチェックすることが多いかと思います。
自分が「男性」か「女性」か、普通はまず間違えることはないのではないでしょう。
でももしかしたらこれは日本語だからかもしれません。日本語では「男」「女」は漢字として、ひと目見ただけで瞬時に意味を把握することができます。
それに対して英語だと、男性は「male」女性は「female」です。もしかしたら「fe」の部分を見落として、間違った方にチェックを入れてしまうことがあるのかもしれません。
まあ、それにしても選挙のための有権者登録での間違いですから、アメリカ政府の中枢に上り詰めた人にしてしては、かなり恥ずかしい間違いだったことにはなりますね。
クシュナーの性別が女性で登録された理由は?
ちなみに、クシュナー氏本人の弁解としては、
「自分とアシスタントの間で、ミスコミュニケーションがあった。」
だそうですが、どんな会話をすればそんな間違いが起こるのかかなり疑問ではあります。
このクシュナー氏、多忙なのは間違いありませんが、トランプ大統領の当選後、ホワイトハウスに入るに当たって、連邦安全保障理事会による事前のスクリーニングを受けた際に、提出すべき書類で何度も書き直しをしています。
トランプ政権の中枢に入るということは、アメリカの国益を損なう人材だと大変なことになりますから、事前にその人物がどこの国のどんな人と接触を持っているかを、自己申告を含めてチェックされます。
このときに、アメリカ国外の人との接触の記録について複数回に渡り、記載漏れを指摘されていました。
本人が几帳面ではないのか、それともクシュナー氏を取り囲むサポートの人たちの不注意なのか、かなりお粗末な状態だったようです。
クシュナーはニュージャージー州では性別「不明」
なお、イヴァンカと結婚する以前にクシュナー氏が居住していたニュージャージー州での有権者登録での性別は、「不明」と記録されているとのこと。
実際、アメリカの有権者登録において、性別の選択が間違っている、または選択がされていないケースがどの程度あるのかわかりません。
もしかしたら、クシュナー氏のようなケースはよくあることで、たまたま彼が政府の要職にいるために、マスコミによって指摘されてしまっただけかもしれません。
または、そんな間違えをする人は非常に少なく、クシュナー氏の正確さに欠ける行動が、かなり問題のあるレベルなのかもしれません。
いずれにしても、有権者の性別は選挙結果にはなんら影響を及ぼさないし、極秘情報のリークといったシリアスな問題にも直接は結びつかないので、ちょっとした3面記事的な話なんでしょうけれども。
日本でもアメリカでも政治家はいろいろなことで、話題にされてしまいますね。
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