慶応卒、50代で早期リタイヤしアメリカ移住したヒロキから見る世界。

北朝鮮の今後の展開はどうなる?シナリオ予想と2017に戦争は可能性は?

北朝鮮 シナリオ

北朝鮮の今後の展開は?

北朝鮮の挑発が止まりません。アメリカがメモリアルデーの祝日である5月29日の週末にも、再びミサイルが発射されました。

北朝鮮 ミサイル シナリオ

 

アメリカも4月に朝鮮半島に派遣された原子力空母「カールビンソン」に加えて、「ロナルド・レーガン」を新たに配置するなど、対抗措置を強めています。

北朝鮮 空母 2隻

 

中国も北朝鮮への軍事的な挑発はしていませんが、経済制裁をかなり強化してきています。

 

北朝鮮の重要な外貨獲得手段である、石炭の北朝鮮からの輸入を中止しましたし、北朝鮮の生命線である石油の、中国から北朝鮮への輸出を削減する可能性を通告しています。

北朝鮮 石油 パイプライン

 

まさかこのまま、軍事衝突になってしまうのでしょうか?それとも外交的な話し合いの場が、設定さ

れるのでしょうか?

 

ニュースで見ている限りでは、中国ですら北朝鮮の金正恩との直接対話をできていないようです。

 

トランプ大統領も条件が整えば、北朝鮮と対話する用意があるとのコメントを出していますが、それに対する北朝鮮からの歩み寄りはまだないようです。

 

逆に、4月・5月はミサイルの発射がさらに頻繁になってきています。

 

北朝鮮が、対話を拒否するというメッセージなのか、それとも北朝鮮の軍事力の高さを誇示し、少しでも条件を良くしてから米中との対話を開始する計画なのか?

 

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北朝鮮の予想される今後のシナリオ

いろいろと先の読めない北朝鮮ですが、今後予想されるシナリオとしては、どのようなものが考えられるのでしょうか?

 

1.ミサイルの発射を続けながらも、どこかのタイミングで米中と話し合いのテーブルに付く。

この可能性が現在最も高いと考えられています。

北朝鮮 交渉 テーブル

 

北朝鮮のミサイル発射も、米軍の原子力空母の朝鮮半島沖への派遣も、全て来るべき交渉での条件を少しでもよくするための威嚇でしかない、とする予測です。

 

北朝鮮では金正日の時代から「核」を保有すること、そしてそれを国際社会に認識されることを目標にしてきました。

 

「核」さえ持てば国が滅ぼされることはない、という考えです。

 

確かに「核」を持っていなかったイラクやシリヤなどには、米軍は迷うことなく軍事行動を開始していますが、「核」を持つイランに対しては、度重なる威嚇にも関わらず一度もミサイルを打ち込んでいません。

 

核の報復を恐れて先制攻撃ができないと言われています。

 

金正恩もそのロジックを理解しているので、何が何でも核の保有を国際社会に認めさせようとしているのだと思います。

 

もし交渉が行われた場合の結果としては、

 

「北朝鮮は核開発を表向きは断念するが、秘密裏に継続していく。」

 

というものになるのではないでしょうか。

 

ある意味、問題の先送りでしかありませんが、もし軍事行動が取れないのであれば、この選択肢しかないのかもしれません。

 

2.中国が北朝鮮への原油の輸出を制限し、金正恩体制が崩壊する

中国は今まで北朝鮮をずっと支援してきました。朝鮮戦争の時代も南の「韓国+米国」に対抗して「北朝鮮+中国」の構図で北朝鮮を支えてきた国です。

北朝鮮 金正恩 体制

 

現在も、北朝鮮の外貨獲得の主要貿易品目である石炭の輸出先の90%以上が中国であり、北朝鮮の生命線である石油の輸入もほぼ100%中国から届けられています。

 

まさに中国の支援がなければ、北朝鮮は存続できないといっても過言ではありません。

 

しかし、2017年4月の米中首脳会談で習近平国家主席は、北朝鮮への圧力を強めるとこを了承しています。

 

中国としても、北朝鮮の核開発を認めるわけにはいかないという姿勢です。

 

すでに石炭の北朝鮮からの輸入には制限がかかっているようで、外貨獲得は困難な状況になっています。

 

また、核実験を行えば、次の制裁手段である原油の輸出停止または制限に踏み切る公算が高いでしょう。

 

原油が届かなければ、北朝鮮も軍事行動すら続けることができませんから、負け戦になることは明らかです。

 

中国としては、経済制裁を通じて北朝鮮という国は継続させるけれども、金正恩体制を変えてより中国の言うことを聞く人物をトップに据えたいと考えていると思われます。

 

3.北朝鮮が核実験も実施し、アメリカが限定的ながらも軍事行動に出る。

確率は低いですが、ありえるシナリオです。

北朝鮮 軍事行動

 

アメリカとしても、米本土に届く弾道ミサイルが開発され、核兵器の搭載が可能になるのを、このまま黙って見過ごすわけにないきません。

 

いくら米軍が原子力空母を朝鮮半島沖に派遣しても、北朝鮮にすれば直接被害があるわけではないので、粛々とミサイルと核兵器の開発を継続することができます。

 

時間だけが、ただ過ぎていく現在の状況は、北朝鮮にとってはかなり好都合なわけです。

 

反対に、アメリカにとってはどこかでこの状況を打破しなければならないわけで、中国の北朝鮮への経済制裁が効果がないのであれば、アメリカ軍が直接的な軍事行動を取らなければならなくなります。

 

ただしこの場合は、米軍のマティス総司令官が「壮絶な結果になる」と警告しているように、米軍・韓国、そして日本でも人的な被害が出ることが予想されています。

 

トランプ大統領としても、このシナリオはきっと最終的な手段という位置づけでしょう。

 

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北朝鮮で2017年に戦争の可能性は?

おそらく米国と中国で、水面下での北朝鮮に対する制裁について交渉が続いているとは思います。

 

中国も西ドイツが東ドイツを併合したように、韓国が北朝鮮と統合するような状況は、なんとしても避けたいでしょう。

 

アメリカの同盟国が中国と国境を接するということは、アメリカの地上軍が攻め込んで来られるということです。やはり北朝鮮は中国にとっては、なくてはならない緩衝地帯です。

 

アメリカにしても、北朝鮮を潰してしまっては中国と全面戦争になる可能性を高めてしまうので、そんな危険は避けたいはず。

 

であれば、目標は北朝鮮という国自体は残しながらも、金正恩体制を倒しより穏健なトップにすげ替えることでしょう。

 

であれば米軍としてとれる軍事行動は、せいぜい軍事施設に限った限定攻撃で、地上軍の派遣はありえません。

 

問題は、米軍が限定的といえども軍事行動を取った場合の、北朝鮮軍の反撃の規模です。

北朝鮮 反撃

 

もし、北朝鮮が自暴自棄になってソウルや東京・大阪などの大都市に向けてミサイルを打ち込み、それらの都市に居住する米国人に大きな被害がでるようだと、アメリカも軍事行動を「限定的」にとどめていられなくなるかもしれません。

 

そうなってくると、中国の出方がキーになってきます。

 

中国がアメリカと手を握って、金正恩体制を倒すためにより積極的な軍事行動、おそらく戦争と呼べるレベルまでアメリカ軍の行動を許していくのか、それともあくまでアメリカの軍事行動を限定的レベルに制限するのか。

 

アメリカも韓国と日本、またそこに居住する米国人の犠牲があったとしても、中国との直接的な軍事衝突へと繋がるようなことは、選択肢にはならないでしょう。

 

もしそんな事態になってしまうと、韓国と日本が長期に渡り、北朝鮮からのミサイルの恐怖にさらされるようなことになるかもしれません。

 

なんとしても外交手段で解決されることを望みます。

 





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