慶応卒、50代で早期リタイヤしアメリカ移住したヒロキから見る世界。

トランプの弾劾の可能性は?いつごろ?日本への影響と為替や株の動向は?

トランプ 弾劾

トランプ大統領の弾劾の可能性は?

トランプ大統領の暴走なのか、はたまたアメリカの国益を考えた大統領としての行動だったのか。

 

トランプ大統領がロシアと機密情報を共有していたという疑惑を調査していた、FBIのコミー長官を解任したことで、弾劾の可能性が持ち上がっています。

トランプ 弾劾 コミー長官

 

トランプ大統領とロシアとの蜜月は、大統領選挙のときから噂には登っていました。

 

大統領就任後もそれが続き、IS(イスラム国)に関する機密情報を漏らしたのではないかといわれています。

 

それを調査していたFBIの長官を解任し、捜査の終結を促したとあるので、それが真実であれば、弾劾に相当する違法行為だというわけです。

 

大統領側は、コミー長官にはFBI長官としての資質に欠けていたのが、解任の理由であるとし、ロシアとの疑惑に関しては関係なく、また違法性もないとしています。

トランプ大統領 弾劾

 

疑いを持たれ、それを調べている組織のトップを解任してしまったわけですから、さらに疑惑が深まっていくのは当然の結果で、それを気にしていないトランプ大統領に、議員も国民も半分呆れ顔といったとこですね。

 

弾劾裁判には以下のようなプロセスが必要です。

 

弾劾の開始を決める権限は下院にあります。下院本会議で決議案を採択し、過半数の賛成で訴追となります。

 

上院はこれに基づき、弾劾裁判を開始。上院議員が裁判における陪審員の役割をし、上院議員(陪審員)の3分の2以上が有罪とすれば大統領は罷免され、副大統領が大統領に就任するというプロセスになります。

 

現在アメリカの議会は、下院も上院も過半数以上を共和党が握っており、仮に数名の共和党議員の寝返りで、下院での訴追が可決されたとしても、3分の2以上の賛成が必要となる上院での判決には、至らないといわれています。

 

よって、現在のところは弾劾の可能性は低いと考えられています。

 

しかし、共和党議員も任期満了後は再び選挙で選ばれなければなりません。そのときに、トランプ大統領に加担して不正を見逃したとして、投票してもらえないようなことになっては困ります。

 

トランプ大統領への風当たりがどんどん強まっていくようであれば、共和党議員としてもどこかで寝返らざる終えないかもしれません。

 

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トランプ大統領の弾劾裁判はいつごろ?

もしそうなった場合は、弾劾裁判はいつごろ開催されるのでしょうか?

 

米国での大統領の弾劾裁判の前例は、クリントン元大統領によるモニカ・ルインスキーとの不適切な関係に関しての、議会での偽証罪によるものでした。

大統領 弾劾

 

それより前の弾劾裁判は、さらに131年も前の第17代大統領のアンドリュー・ジョンソンになります。

 

ほぼ一世紀に一度あるかないかのことのようです。

 

クリントン元大統領のときには、1998年11月に公聴会で調査が始まり、最終的に1999年2月12日に無罪が確定するまで、4ヶ月の期間がかかっています。

 

もしトランプ大統領も同じプロセスとなるのであれば、議会の夏休みをはさんで9月から10月くらいまでかかることになります。

 

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トランプの弾劾で日本への影響は?為替と株は?

トランプ大統領の弾劾裁判のプロセスが行われている間は、通常の議案についてはほぼ審議がストップしてしまいます。

 

犯罪者の疑いがある人を国のトップにして政策論議はできませんから。

 

そうすると、現在、トランプ大統領が掲げている大幅な減税や、「アメリカファースト」でアメリカ国内の雇用を増やそうとしている政策の議会での審議が行わず、実施が大幅に遅れることとなります。

トランプ 弾劾

 

為替市場では、これらトランプ大統領の政策を前倒しで織り込んでドル円や株価を形成していましたから、実施の遅れの可能性を嫌気して、ここ数日は大幅に下落してしまっています。

 

日本にとっての影響はどうなるのでしょうか?

 

円高ドル安と米国株下落の動きから考えると、日本にとっては逆風です。

 

日本の輸出企業にとっては円高で輸出が減少するでしょうし、結果日本の株価も下落基調となってしまいます。

 

しかし、中長期期的にはトランプ大統領が弾劾によって罷免されると、日本にとっては良い流れとなるかもしれません。

 

というのは、次期大統領は継承順位1位の副大統領ペンス氏となります。

ペンス副大統領

 

ペンス氏は、共和党議員との結束も固く実際に政策を議会で通していくのは、トランプ大統領よりもスムーズではと考えられます。

 

さらに、ペンス副大統領はインディアナ元州知事で、日本企業が多い州の出身でもあるので、あまり過激な政策を日本に対しては課してこないのではと予想されるからです。

 

現在共和党が下院・上院とも過半数を握っており、共和党としての政策を実行しやすい絶好の状況です。

 

トランプ大統領を支えて党内が分裂していくよりは、とっとと大統領をペンス氏に変えて、共和党としての政策を推し進めていきたいと考えても不思議ではありません。

 

もしかしたら、本当にトランプ大統領の弾劾が行われるかもしれませんね。

 





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