慶応卒、50代で早期リタイヤしアメリカ移住したヒロキから見る世界。

北朝鮮のミサイルで日本が狙われる場所は?種類や飛距離から推測してみると

北朝鮮 ミサイル

北朝鮮のミサイルは日本のどこを狙っている?

ここ数日で一気に北朝鮮と米国との緊張が高まってきました。

 

北朝鮮は過去何度もミサイル発射実験を続け、地下での核実験も強行してきています。

 

金正恩政権になってからのミサイル発射実験では、その精度が格段に向上しているようで、北朝鮮が予告した落下地点にほぼ正確に着弾しています。

 

このままミサイル開発が進み大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発に成功してしまうと、米国本土が北朝鮮のミサイルの射程範囲入ります。

 

トランプ大統領にしてみれは絶対に避けたい状況でしょう。よって4月に行われた米中首脳会談では、中国に対して北朝鮮問題への対応を強く促しました。

米中会談トランプ

 

アメリカ同盟国が北朝鮮への経済制裁が行っていますが、それに対抗して中国が貿易を通じて北朝鮮を支援しているのが現状です。

 

その支援がなくならない限り、北朝鮮への経済制裁は実効性を伴わないので、トランプ大統領は中国に行動を取ることを依頼しているのでしょう。

 

アメリカ海軍の第三艦隊に属する空母打撃群が朝鮮半島沖へと向かっており、4月15日前後には到着するといわれています。

空母打撃群

 

北朝鮮への圧力でもあるでしょうが、中国政府にとっても米国の本気度を示すための、かなりのプレッシャーになっているでしょう。

 

実質的な北朝鮮政府の支援国である中国が、平和的に事態を収拾してくれることを祈りますが、もしこのまま事態が悪化していった場合はどうなるのでしょうか?

 

米軍がシリアへ巡航ミサイル「トマホーク」59発を発射したように、北朝鮮への軍施設にターゲットを絞ったミサイル攻撃の可能性も十分高いと思われます。

 

攻撃を受けた北朝鮮は、反撃をするわけですが、米国本土を直接狙えませんし、戦闘機で戦おうにも性能に格段の差があるので、勝ち目がありません。

 

であれば、北朝鮮の現在のミサイルの射程距離圏内にある米軍の基地をミサイル攻撃すると考えられます。

 

まず第一に韓国の米軍基地が狙われるでしょう。やはり陸上で国境を接している国の米軍地は、北朝鮮にとっては直接の脅威でしょうから。

 

そして次に狙われるのは、ある程度の規模を整えている日本の沖縄の米軍基地である可能性が高いと思います。

 

外務省は4月11日に韓国への渡航に関して海外安全情報を出して、注意を促しています。

 

ただちに安全に影響があるわけではないとしながらも、滞在が3ヶ月未満の渡航だっても、外務省への旅行の登録を求めています。

 

有事の時に救出すべき日本人をしっかりと把握しておきたいということですね。

 

しかし、同じく北朝鮮のミサイルの射程圏内である日本の米軍基地周辺も同様に、「万が一」を心配すべきかもしれません。

沖縄 米軍基地

 

2001年のアメリカ同時多発テロのときには、アメリカの同盟国である日本の、それも米軍基地がある沖縄がターゲットになるのでは、または沖縄上空の航空機が狙われるのでは、ということで、沖縄への修学旅行を取りやめる学校が多数出ました。

 

今回の北朝鮮問題もこのまま緊張が高まれば、同様の動きが出て沖縄の経済活動に影響が出るような事態になるかもしれません。

 

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北朝鮮のミサイルの種類と飛距離は?

では北朝鮮のミサイルにはどんな種類があり、飛距離はどのくらいなのでしょうか? 東京を含めた日本本土全部が射程圏内に入るのでしょうか?

北朝鮮 ミサイル

 

北朝鮮が保有しているミサイルは開発中の物も含めると、次のような種類があるといわれています。

 

1.トクサ
射程:120km
大きさ:約7m

 

2.スカッドB/C/ER
射程:300~1,000km
大きさ:11~13m

 

3.ノドン
射程:1,300km
大きさ:約18m

 

4.ムスダン(開発中といわれる)
射程:2,500~4,000km

大きさ:約12m

 

5.テポドン2(開発中といわれる)
射程:6,000~10,000km
大きさ:約30m

 

6.KN08/KN14(ICBMでは?開発中)
射程:5,500km以上
大きさ:約20m

 

そして北朝鮮から日本の距離は、

 

約1,400km:平壌ー沖縄
約1,300km:平壌ー東京

北朝鮮 沖縄 距離

 

実は東京のほうが直線距離では約100kmも近かったんですね。すでに実戦配備されているノドンでは、東京までは届いてしまいます。

 

ノドンの次のムスダンが完成すれば、日本列島全域が確実に射程距離圏内に入ります。

 

次にアメリカ軍の立場から見てみると、

 

約1,300km:平壌ー横須賀米軍基地
約1,400km:平壌ー沖縄米軍基地
約3,800km:平壌ーグアム米軍基地
約6,000km:平壌ーアンカレッジ
約7,700km:平壌ーハワイ
約10,000km:平壌ーロサンゼルス

 

やはりムスダンが完成すれば、グアムの米軍基地が射程圏内に入り、テポドン2では米国本土のロサンゼルスも射程距離圏内になってしまます。

 

トランプ大統領としては、ムスダンやテポドンの完成が間近に迫り、しかも北朝鮮が核を保有しているということに、かなりの危険性を感じているでしょう。

 

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北朝鮮のミサイルに対して日本は?

もし日本が北朝鮮のミサイルで攻撃された場合は、どう対応していくことになるのでしょうか?

北朝鮮

 

これには2つのケースが考えられるのではないでしょうか。

 

一つは、北朝鮮の攻撃に対して米国が実際に攻撃を開始する場合。

 

このケースでは、日本の自衛隊は後方支援のみならず、2016年に成立した安保法案の集団的自衛権を行使することで、戦闘部隊として参加するのでしょう。

北朝鮮 日本

 

否応なしに戦争に巻き込まれていくことになります。

 

二つ目は、米軍が日本へのミサイル発射に対抗した反撃を開始しなかった場合。

 

たとえば、北朝鮮の攻撃が日本へのミサイル発射であったとしても、単発で継続性がなければ、米国としては実際に自国に被害がないので、中国に引き続き対応を求めていくかもしれません。

 

「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプ大統領ですから、米国本土やアメリカ人に被害がないのであれば、日本のためだけに積極的に戦闘を仕掛けていくとも考えられません。

 

実際に北朝鮮を攻撃すれば中国との関係も悪化し、もし中国との紛争に発展するような事態をアメリカは望まないでしょうし。

 

日本はどうするのでしょうか?単独でも北朝鮮に反撃するのか、それともあくまでもアメリカの戦略に従って攻撃を思いとどまるのか?

 

難しい対応を迫られることになりそうですね。

 

そうならないためにも、中国に早急に北朝鮮を押さえ込んでもらいたいと思います。

 





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