卒業式・卒園式の祝電の例文は?中学校と小学校では?宛名はどうする?

卒業式・卒園式に祝電を送ろう!
卒業式や卒園式のシーズンがもうすぐですね。
可愛い子どもたちが一回り成長する一つの区切りとして、卒業式・卒園式は大切なイベントです。
普通は卒業式・卒園式に参列するのはご両親だけかと思います。
でも、親戚の子供や自分の孫が卒業・卒園するのであれば、何かしらのお祝いの言葉を贈りたいもの。
近くにいて毎日顔を会わせているのであれば、直接「おめでとう!」と子供に伝えられるかもしれませんが、遠くはなれているとそれもかないません。
そんなときは卒業式・卒園式に合わせて、祝電を送ってみてはいかがでしょうか?
昔は電話会社に頼むちょっと味気ない祝電しかありませんでしたが、今は郵便局でも祝電を送れますし、テンプレートもいろいろなものが豊富に準備されています。
卒業式の祝電の例文は?中学校と小学校では?
では、卒業式に送るお祝いの祝電はどんな文章にするのが、よいのでしょうか?
基本的には今までの成長を祝い、これからの未来に向けて応援するような言葉であれば、良いかと思います。
例文としては、
「小学校ご卒業おめでとう。六年間の小学校生活にも別れを告げる時が来ました。四月からは素晴らしい中学生活が待っています。よく学び、よく遊び、何事にもチャレンジ精神で、がんばってください」
「卒業おめでとうございます。長いようで短かった六年間の学校生活だったのではないでしょうか。中学校ではまた新しい友だちとの素晴らしい明日が待っています。多くの出会いを期待して、毎日を明るく、楽しく、スポーツに、勉強に、がんばってください。」
(もし、卒業生全体への祝電であれば、以下の例文のようによりフォーマルなものがいいでしょう。)
「平成○○年度卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。ご臨席のご父兄の皆様ならびに校長先生はじめ諸先生方には心より敬意を表します。卒業生の皆さんには、この学校での学びの思い出を胸に、将来の夢に向かって大きく羽ばたいてください。」
卒業式の祝電には、自分の親戚などの特定の子供へ向けた祝電と、学校全体に向けた祝電とがあります。
上2つは、どちらでも使えると思いますが、最後のよりフォーマルな形式は、学校向けの例文となります。
もし自分の親戚に向けた祝電であれば、一般的なものではなく、本当は送る人の個性が出ている言葉のほうが、受け取った子どもたちの喜びも大きいかと思います。
「あっ、おじいちゃんの口癖だ!」とは「いなかの方言だ!」とか、子どもたちにとって思い出が蘇るような、言葉が入っているとより感激するのではないでしょうか。
最近は祝電の形式も多様化しているので、あまり固く考えずに受け取った子どもたちが、喜ぶような言葉が一番良いのではないでしょうか。
卒業式の祝電の宛名はどうする?
卒業式の祝電ですが、宛名で悩まれる方が多いようです。
学校でも、多くの祝電をいただくので、卒業式の会場に掲示したり、学校の通路に掲示する場合もあり
ます。
また、クラスの後ろのに張り出すところもありますね。
それでは、宛名は誰にすればもっともスムーズに、また失礼に当たらずに祝電を送れるのでしょうか?
一般的には
「〇〇学校 平成〇〇年度 卒業生の皆様」
または、
「〇〇学校 御中」とし「ご卒業生への祝辞在中」と添え書きする。
のがいいかと思います。
もし自分の関係するクラスの子供達に、特に見てもらいたいのであれば、
「〇〇学校 平成〇〇年度 6年2組卒業生の皆様へ」
としてもいいでしょう。
いずれにしても、学校の代表は校長先生なので、「校長宛」としてしまうと卒業式の祝辞とわからずに、開封されない可能性もあるので、気をつけましょう。
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