慶応卒、50代で早期リタイヤしアメリカ移住したヒロキから見る世界。

ひなまつりの歌は誰の作詞?間違えがあるって本当?歌詞が怖いって?

ひなまつり

ひなまつりのうたの作詞作曲は?

3月3日の「雛祭り」は女の子のすこやかな成長を祈る行事として、昔からある年中行事です。

雛祭り

 

その起源は平安時代で、京都の平安貴族の子女の遊びとして始まったとされています。

 

江戸時代に遊びとしての「雛祭り」と、季節の変わり目を祝う節句の儀式とが合わさって、広く全国に広まったそうです。

 

そんな歴史ある「雛祭り」ですが、あの定番となっている歌が作られたのは昭和に入ってからなんですね。

 

「お内裏様とお雛様~」ではじまる「うれしいひなまつり」の歌。

 

1935年(昭和10年)に作詞サトウハチロー、作曲河村光陽で作られた楽曲でした。

サトウハチロー

 

サトウハチロー氏が娘に雛人形を買ってあげるときに、一緒に作詞した曲とされています。

 

いまではこの「うれしいひなまつり」以外の「雛祭り」の歌を思いつくことができないほど、定番中の定番の曲。

 

「うれしいひなまつり」ができる前にはどんな歌が歌われていたんですかね?

 

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ひなまつりの歌に間違えが?

「うれしいひなまつり」は、「雛祭り」で飾る人形について歌ったものです。

 

あまり知られていませんがその歌詞には間違いがあり、あまりにヒットしたために、「雛祭り」で飾る人形についても、その間違った解釈が現代でも広まってしまっています。

 

最初の間違いは、

 

「お内裏様とお雛様、二人並んですまし顔」の部分。

雛人形

 

雛飾りのトップに並んでいる男性雛を「お内裏様」、女性雛を「お雛様」と呼んでいますが、内裏雛とは男雛と女雛の一対をさす言葉です。

 

よって正しくは、

 

「お内裏様、二人並んですまし顔」か、
「お殿様とお姫様、二人並んですまし顔」とかになりますかね。

 

2番めの間違いは、

 

「赤いお顔の右大臣」の部分

 

これは右大臣と左大臣の「右」「左」を間違えたんですね。

 

まず、右大臣と左大臣の意味ですが、

 

左大臣は平安時代の公家の規定に基づくと、政治を司る最高位の職位であり、現代の内閣総理大臣のようなもの。そして右大臣はそれを補佐する役職。

 

よって左大臣のほうが年齢が上で、雛人形では左大臣が老人、右大臣が若者として描かれています。

 

お酒によって赤ら顔をしているのは、老人の方の左大臣なんですね。

右大臣左大臣

 

雛人形に向かい合って見ている我々からすると、左大臣が右側にあるので作詞するときに間違って「右大臣」としてしまったそうです。

 

作詞のサトウハチロー氏も、後世でこんなに定番の童謡になるとわかっていれば、きっともっといろいろと調べて正確な歌詞に仕上げたんでしょうね。

 

もともとは娘に贈った歌ですから、そんなことになるとは思っていなかったというのが本音かもしれません。

 

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ひなまつりの歌詞が怖い?

サトウハチロー氏には、結核で18才で亡くなった姉がいました。

雛人形

 

嫁ぎ先が決まった矢先になくなったそうで、姉にしてもかなり無念な気持ちがあったようです。

 

その姉の気持をくんで、

 

「お嫁にいらした 姉さまに、よく似た官女の 白い顔」

 

という歌詞をいれました。

 

「雛祭り」のめでたい歌ではありますが、サトウハチロー氏の姉への気持ちを込めたレクイエムとしての一面もこの「うれしいひなまつり」にはあるんですね。

 

きっと若くして亡くなった姉の分も自分の娘には幸せに生きてほしいと願って、このうたの作詞をされたのでしょう。

 

けっして怖い歌詞ではないですよね。

 

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