NZの地下洞窟の碧い星空はホタル?ワイトモ洞窟の場所やアクセスは?

ニュージーランドの地下洞窟にあおい星空?
『世界ふしぎ発見』でなんと碧く輝く星空が見れる地下洞窟が取り上げられます。
こちらがその画像です。
きれいですね!本当に星空のようです。
でもここは本当に地下にある洞窟なんです。
ニュージーランドの北島にあるワイトモ洞窟(Waitomo Caves)という、石灰岩でできた洞窟、すなわち鍾乳洞ですね。
約2000万年~3000万年前にできたと考えられていて、発見されたのは1900年ころとかなり古く、100年以上ニュージーランドの観光名所として楽しまれてきました。
よく写真で見られる小型ボートに乗っていく地下洞窟巡りが一般的ですが、タイヤチュウブを浮き輪代わりに泳いで移動するツアーや、細くて急はところもある地下洞窟を自ら歩いて行く、サバイバルモードのツアーもあるそうです。
いずれのしても、ほぼ真っ暗な中を進むことになります。もちろんそれは碧い星空を満喫するためなんですけどね。
地下洞窟の星空はホタル?
でもこのワイトモ洞窟の天井はなぜ、星空のように碧く輝いているのでしょうか?
決して天井に穴が空いていて陽の光がさしているとか、夜空が隙間から見えるとかそんなオチではありません。
碧い光の答えはホタルなんですね。
性格にはツチボタル(土ボタル)という名前の昆虫が出す光で、天井が碧く輝いて見えるんですね。
このツチボタルは名前にホタルがついていますが、ホタル科の昆虫ではなくハエ科に分類されている昆虫です。
本家のホタルだと5月から6月にかけて孵化して幼虫になるので、この時期しかホタルの光を見ることはできません。
でもツチボタルはハエの幼虫なので、産卵の時期が1年を通じていつもなので、幼虫も通年でいるので、どの時期に行ってもツチボタルの碧い光を見ることができます。
日本人だと、ホタル=5~6月というイメージになってしまいますが、ワイトモ地下洞窟の碧い星空は通年で楽しめます。
ツチボタルという名前が誤解の原因なんでしょう。英語名はGlow Warm まさしく「光る虫」です。
ちなみにホタルの英語名はFire Fly 「火のハエ」?? なんか英語と日本語だとこんがらがりそうですね。
ワイトモ地下洞窟の場所とアクセスは?
ワイトモ洞窟の場所は、ニュージーランド北島の真ん中あたり。
もっとも簡単なのは、オークランドからの日帰りツアーへの参加。
所要時間約12時間ですが、ワイトモ洞窟だけでなく、『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影地も一緒に見に行くことができます。
もっとのんびりと見たい場合は、オークランドからウェリントンに行く長距離バスがあるので、ワイトモはその中間点なので途中下車で立ち寄るのがいいでしょ。
このツチボタルはもちろん日本には生息していませんし、ホタル科ではないのホタル以上の光を放つので、世界8大不思議ともいわれているそうです。
ニュージランドの行ったときには是非訪れたい観光場所ですね。
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