慶応卒、50代で早期リタイヤしアメリカ移住したヒロキから見る世界。

ヘリコプターマネーとは?簡単にわかり易くいうと?デメリットは?

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ヘリコプターマネーとは?簡単にわかりやすくいうと?

ヘリコプターマネーという言葉が新聞を賑わすことが多くなってきました。政府が日本の景気を良くするために導入を検討しているという噂が出ています。

もしこれが導入されれば、我々の生活に大きく影響する可能性があるので、ヘリコプターマネーについて、簡単にわかりやすくまとめてみました。

 

まずヘリコプターマネーとは、お金を空からばらまく様子を表した言葉です。

地上にいる我々は空から降ってきたお金を拾って、それを自分のものとして自由に使えるというわけです。

 

景気が悪いのは人々がお金を使わないから。ではなぜ使わないかというと、余分なお金を持っていないから。

じゃあみんなに国からお金をあげてしまいましょう、そしてそのお金を使ってもらえば、景気は良くなるでしょう、ということです。

 

さすがに空からお金をバラ撒くのは、テレビや映画の世界ではあるかもしれませんが、現実の世界ではちょっとありえない。

 

ではどうするかというと、政府が子育て手当のようにお金を支給する、または公共事業を増やして民間企業に仕事をどんどん発注して利益を上げてもらうわけです。

 

まさしく政府がお金をバラ撒くようにどんどん我々に回してくれるわけです。もしそんなことが起きればきっと景気も良くなるでしょう。手当や給料として収入が増えるわけですから。

 

でもそんなおいしい話は実際にありえるのでしょうか?

 

日銀の財政ファイナンスって?

話を簡単にするために、小さな村でヘリコプターマネーをしたらどうなるかで考えてみます。

村長さんが日本で例えると総理大臣、村役場がお金を発行する日本銀行、村民が日本国民というところでしょうか。

 

話を戻すと、まず村長さんは借用書を書いて村民からお金を一時的に借ります。

その借りたお金で、村民に子育て手当を上げたり、村の仕事を発注したりして、村民に儲けてもらいます。その儲けから税金を取り、村長は借りたお金を返していく。(ここまでは景気を良くするために、実際に行われていることです。)

 

(ここからは、もしヘリコプターマネーが行われたら)

ところが、それだけではあまり村の景気が良くならないので、もっとお金を村民に配りたいと村長が考えたとします。

でも村人はすでに多くのお金を村長に貸しているので、これ以上貸すお金がありません。困った村長は村役場に行ってお金を印刷してもらいます。

そして新たに印刷されたお金で、村民に手当をあげたりさらなる仕事を村に発注したりして、村の景気を良くしようと頑張りました。

 

これが財政ファイナンスと言われるものです。財源を「借りる」のではなく「創りだす(印刷する)」ことですね。

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デメリットは?

さてこれを続けていくとどうなるのでしょうか。

どこかで誰かが、「この村のお金は本当に信用していいんだろうか?」と疑問を持つ人が現れるかもしれません。

だって村役場でどんどん印刷しているものなので、信頼性が「?」ですよね。

 

すると村人は村長がくれたお金を我先にと家や土地などのモノに変えようとします。家は住めるし、土地は耕せば収穫がありますから、確かな価値があります。

でもみんながお金を物に変えようとすると、どんどん値段が上がります。儲かっていたつもりが、貯まっていたお金では買えないほど値段が上がってしまいました。

 

村民は村長に、仕事の対価はお金ではなく「モノ」でくれと直訴するようになりました。もうだれもお金の価値を信じていないんですね。

 

これがヘリコプターマネーの行き着く先です。「日本円」の信頼がなくなってほかの国の通貨や「モノ」で売買をしなければいけなくなってしまうかもしれません。

 

そんなことにならないといいんですが。

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